プレイボーイと記憶障害の美女が贈る、可笑しくも愛おしいラブコメディー
この映画は2004年にアメリカ合衆国で公開され、2018年には日本でリメイク版がリリースされる程人気の作品です。
ヘンリーはハワイに住むプレイボーイの水族館獣医。ある日カフェでルーシーと出会います。2人はすぐに意気投合しますが、翌日同じカフェでルーシーを待つヘンリーは不意打ちを食らいます。ルーシーが自分のことを全く覚えていないのです。実はルーシーは事故の時に受けた脳の損傷により、1日しか記憶を保てない状態だったのです。ヘンリーは毎日ルーシーに愛を告白し、口づけしました。そのキスはルーシーにとって、いつだってファーストキスだったのです。
ある日、車の車検証が切れていると告げられたルーシーは、自分の時間が事故から止まっていることを知ります。家に戻るといつものようにルーシーの家族が事故の記事や映像を見せて彼女を落ち着かせます。彼らにとってこれが日常だったのです。
ヘンリーは自分と過ごした時間をショートムービーに残して毎日見せることを提案します。その作戦は成功しました。ルーシーは朝そのビデオを見て、残りの時間を楽しんで過ごすようになりました。
ヘンリーはルーシーと過ごすうちに自分の夢である海洋探索の旅を諦めようと考えていました。ルーシーは偶然それを聞いてしまい…。お互いを大切に想う2人の下した結論は、ハッピーエンドを迎えることが出来るのでしょうか。ビーチ・ボーイズの軽快な音楽と可愛らしい海の動物たちと繰り広げられるジョークもこの映画の見どころの1つです。笑って泣いて、最後まで楽しめる作品です。