9
心に残るモヤモヤ感
タイトル・表紙を見る限りでは内容が全くよめない展開をするアニメ。
はじめはほのぼのした雰囲気で始まるので心構えなく視聴できる、途中から霧に包まれたような感覚を覚える。
中学生の時に感じた独特の孤独感や喪失感等が実際に見ている人の心に響いてくる。
見る人によって辛く悲しい感覚であったり、憂鬱な感情が残るアニメ。
何回も見ることができ都度感じる感覚もかわるのでお勧めできる。自分の気持ちやモチベーションによって心に刺さるシーンであったりセリフが変わってくるので非常に面白い。
浅はかな感覚でアニメを見るのもよし。自分と照らし合わせて見るのもよし。中学生だった時の感覚・感情を取り戻すために見るのもよし。
捉え方ひとつで大きく物語が変わってくるのがこのアニメの醍醐味といえる。
寂しいシーンから鬱シーンを経て概念までも覆せる感覚がとても印象的で好きです。
自分の心の鏡として見返せるアニメだと思います。見れば見るほど引き込まれる雰囲気、作画になっているので子供も大人も年齢問わず楽しめると思います。
家族、友人、恋人、一人、見る相手問わず、捉え方も人それぞれ。
この作品が気になるあなたの心は、何を思っているのでしょうか?感じているのでしょうか?
そんな自分と向き合うためにもお勧めしたいと思います!