シリーズ1の自由度
前作まではストーリーの進行にそってゲームが進んでいきましたが、今作からガラッと新しくなりました。
ポケモンジムやストーリー進行の順番はある程度の適正帯の中から自分で決めることができ、自分だけのオリジナルの旅をすることができます。
ポケモンチャンピオンを目指すという目標の一つはそのままに、新しいSwitchの技術力を存分に活かした作品となっています。
Switchでのポケモンの作品はソード、シールドもありますが、その二つよりグラフィックが格段に進化し、野生に住むポケモンたちのそのままの生態や、毛並みや表情まで、細かくなっていてより愛着が沸きやすいです。
ポケモンシリーズは対戦を極めたり、ストーリーを考察したり、ポケモンを可愛がったり集めたりと、同じ内容でもさまざまな楽しみかたがあるので、バイオレットでもそれらが守られているのはとてもいいなと思いました。
前作まで預かりシステム(ボックス)がポケモンセンターでしか使えなかったりなど、不便なところもありましたが、おまかせ回復やボックスがどこでも使えるようになったり、チュートリアルやポケモンの紹介や導入、タイプ相性の紹介など、初心者にも始めやすい作品になっていると思います。