私の漫画のバイブル
三国志は今から1800年ほど前の中国のお話です。
横山光輝著の三国志は羅漢中作の三国志演義をベースとした吉川英治作三国志をさらにコミカライズしたような内容になっています。
私は中学2年生の頃、コーエーの真・三国無双で三国志に興味を持ち、横山光輝の三国志を読みました。
三国志は登場人物も多く、名前も似たような漢字が多く識別することが難しいため、入り口として顔が付いている漫画はおすすめできます。
親孝行の劉備を主人公として、劉備が起こす国である蜀の滅亡までを描き切っています。この時代を対象とした漫画・映画・小説は数多くありますが、横山光輝の三国志は作者独自の脚色はあまりなく比較的平たんに物語が進んでいきます。
平たんゆえに胸が熱くなるような描写はあまりありませんが、まず初めに横山三国志を読んでから三国志の全体像を理解したうえで、他の三国志を題材をした作品にいくと、より楽しめるように思います。
三国志や中国史に興味を持っているが、どの本やメディアから手を出せばよいか分からない。また、変に作者の思想や感情が入っておらず、歴史として三国志を感じてみたいという方にまずおすすめしているのがこの「横山三国志」です。