最強のふたり / Intouchables

最強のふたり / Intouchables

『最強のふたり』とは、2011年にフランスで公開された、実話をもとにコミカルに描くヒューマンヒストリー映画である。パラグライダーの事故で首から下が不自由になってしまった大富豪の男と、その介護人として雇われた、貧困層の黒人青年との交流を描いた物語。共通点のない2人が、それぞれの趣味を共有していく様子をユーモラスに描き、友情を育んでいく。第24回東京国際映画祭で最優秀作品賞と最優秀男優賞をダブル受賞した。監督・脚本は、フランスの2人組監督のエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュが担当している。

YAMA885のレビュー・評価・感想

最強のふたり / Intouchables
10

まさに笑いあり涙あり!最高の映画です。

2011年公開の映画で実話を基にしたヒューマンドラマが描かれた作品です。
洋画らしいウィットに富んだジョークが面白く、1時間52分という長さも短く感じました。

この作品は、事故の後遺症で全身麻痺がある大富豪とスラム出身の青年の物語で、日本人で一般的な会社員の私にとって身近なテーマではありません。
しかし身分や年齢に関わらず誰しも経験のあるようなこと、人間らしい感情の変化や思いのすれ違いなどが表現されています。自分だったらどう行動するのか、なぜこうなるのか考えさせられる場面も多く、共感できる部分も多い内容でした。

この映画では大富豪が青年に影響を与えるだけではなく、青年が大富豪に影響を与えており、お互いに影響を与えている点も見どころだと感じました。

劇中で使用されている「Earth,Wind & Fire」の楽曲も非常にマッチしています。
歌い出しが「Do you remember~」ではじまる「september」は皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
( 歌いだしの歌詞だとピンとこないかもしれません…。)

余談ですが私自身はこの映画を6回観ております。
日本語字幕で観ても吹き替えで観てもそれぞれ楽しめました。

自身をもってお勧めできる映画です。