賛否あるけど結果面白いです
昨年12月に公開された「the first slum dunk」。20年越しの映画公開にスラムダンクを愛する人々は歓喜に沸きました。
始まりがめちゃめちゃセンスが良かった。かっこいいの一言です。山王工業の文字が出てきた時の興奮はヤバすぎる。20年の時を超えてやっと山王工業の試合を漫画ではなくアニメで見ることができるという恍惚感があります。
映画は宮城リョータの子ども時代から始まります。そこで宮城の過去を知ることが伏線として描かれていて、その後山王戦が始まります。山王戦は宮城リョータを中心に展開してきます。ここが漫画の山王戦と異なる大きなところです。
そのため、桜木の合宿シュートの習得や流川の日本一の高校生になる決意、また安西先生の断固たる決意、メガネくんの2年も待たせやがっての場面はありません。また流川と沢北のワンオーワン対決の詳細な描写もあまり描かれていませんでした。その場面を期待されている方々は残念に思うかもしれませんね。
今回の映画は冒頭でも述べたように宮城リュータが中心です。リョータの過去を通して、山王戦への決意が今回の映画で詳細に描かれています。漫画では描き切れなかったところだと言わざるを得ません。ぜひ新たなスラムダンク山王戦をお楽しみください。