刀剣乱舞 / Touken Ranbu / とうらぶ

刀剣乱舞 / Touken Ranbu / とうらぶ

『刀剣乱舞』(略:とうらぶ)とは、ブラウザ向け育成シュミレーションゲームである。ゲームメーカーのニトロプラスが原作を担当し、EXNOA(旧名:DMMゲームズ)が運営を行っている。ゲームの舞台は未来の日本。プレイヤー達は「審神者」(さにわ)と呼ばれる存在になり、時の政府の命で刀剣男士(とうけんだんし)と呼ばれる刀の付喪神を呼び起こす。そうして歴史を改変しようとしている敵・歴史修正主義者達の目論見を食い止めるため、刀剣男士と共に敵と戦っていく事になる。

kobayashi05b1のレビュー・評価・感想

刀剣乱舞 / Touken Ranbu / とうらぶ
8

好きなように向き合えるゲーム

刀剣乱舞はDMMからリリースされているゲームです。2015年にリリース開始後、長い間女性向けゲームのトップを走り続けています。
どうしてそんなに人気なんだろう。私自身、刀剣乱舞に出会って長く経ちます。長くユーザーを惹きつけ、取り込み続けるその魅力は何か。それは『自分が向き合いたようにキャラクターと接することができる』という点だと気づきました。
刀剣乱舞は、刀の付喪神達の主となるゲームです。そのキャラクター数は100を超え、それぞれに個性があり、それぞれが一つとして同じでない歴史・物語を持っています。この時点で、まず自分の好きなキャラクター、『推し』が見つかることは間違いないでしょう。
また、刀剣乱舞にはメインストーリーと呼べるものがありません。ある特定のキャラクター同士の会話はあっても、ゲーム世界に共通した物語はないのです。『それぞれのプレイヤーと刀剣の間に、それぞれの物語がある』ことを尊重してくれるのが刀剣乱舞というゲームの良さ。なので、一緒に日常を楽しんだり、戦に精を出したり、彼らの歴史に想いを馳せたり、ゲームの彼自身に寄り添ったり、自分が思い描くキャラクターとの向き合い方を、自由に楽しむことができるのです。こんなゲームは滅多にないと思います。刀剣乱舞は自分の思い描いたプレイができる、素晴らしいキャラクターゲームなのです。