学園ものから始まるガンダム
ガンダムというと昭和から続くロボットアニメで有名なアニメです。テレビシリーズが何作も作られており、またビデオシリーズなどもあるのでいくつもの物語があります。「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は、独立した世界を舞台にした新シリーズです。今回は初めて17歳の少女が主人公です。
これまでのテレビシリーズでは、一貫してガンダムに乗るのは、男の子で、自分の意志とは関係なく、戦争に巻き込まれる話でした。
しかし、今回、ガンダムに乗るのは、太眉が印象的で人見知りする女の子です。
舞台は軍事産業が主な事業になっていてるスペースコロニー内にある学校で、戦争をいつでもできるように人材を育てています。
主人公は、転校生として学校にやって来るのですが、持ち込んだロボットがある秘密を持って作られた「ガンダム」に乗って周囲に翻弄されながら仲間たちと成長して行くストーリーです。学園のルールが独特で、白黒をはっきりさせたい時や自分の考えを押し通したい時、生徒同士でロボットに乗って決闘して、勝者の意思が通されることになっています。ひょんなことから主人公は登校初日に学校内で一番強い生徒と決闘することになって、いきなり勝ちます。そこで主人公の印象的な言葉がでてきて「逃げたら1つ、進めば2つ」という母の教えを信条にし、他者の妨害や大人からの圧力に立ち向かって行きます。
以前のシリーズは同じような設定が続いたので、私は観るのを途中で辞めていました。
しかし、これは最初から強いガンダムとパイロットがでてきて活躍する場面があり、インパクトのある第一話になっています。