湘北の熱い試合が帰ってきた!
もはや誰もが知っているSLAM DUNKの映画です。
映画を作っている、と公式が発表してから公開までかなり長い時間がかかり、キャストの一新で大炎上してしまったり、映画の内容に関する情報をほとんど公開しないスタイルに、変なドキドキ感もありました。しかしいざ公開されて見終わった感想としては、「井上先生、最高ー!!」と叫びたくなる最高の出来になっていたと思います。
原作者の井上雄彦先生が「90年代に放送されていたテレビアニメ版に納得していない」というのはファンのあいだではよく聞く話です。今作の溢れ出る試合のスピード感・ドリブルやバスケットシューズの擦れる音、ピントの中っている主要キャラの後ろで動いているキャラクターにも手抜きが一切見られず、「ああ、井上先生はこういうのがよかったんだなぁ」と非常に感じました。「今の技術でスラムダンクがまたアニメ化されたら~」とファンからずっと言われていましたが、凄まじい出来です。
結末はファンならもう流れも結果もわかっている某高校との試合だったのですが、1秒たりとも目を離せず、クライマックスはボロボロに泣きながら、呼吸が止まりそうなほどの盛り上がりでした。