人類の革新と争いがテーマ
遠い未来のお話しです。地球に住んでいる人類の総人口が膨れ上がり、このままでは住む場所や資源さえも枯渇する状況。
そんな中、人類は宇宙に新しいフロンティアを求めるようになった。
月と地球の間に長さ数キロにもなる巨大なシリンダー型のスペースコロニーと呼ばれる人類が新たに生活を送る場所を複数建設する。
地球に住んでいた多くの人は、新たなフロンティアを求めてスペースコロニーに移住する。
人々はそこで新たな生活をおくり、社会を作った。
人類はそれまでの西暦から宇宙世紀と呼ばれる新たな時代へとシフトしていく。
宇宙世紀と呼ばれる時代になり半世紀以上が経過したころ、宇宙で生まれた新たな人類をスペースノイド、地球に住んでいる人類をアースノイドと呼ばれるようになる。
時代が進むにつれて両者の主張が交わらず徐々に争いの種に発展していく。
スペースノイドの生活や政治などは長年にわたり地球に住むアースノイドが掌握、実効支配していた。
そんな中で、スペースノイドの自治権を主張するコロニーの一部があった。
サイド3と呼ばれる7つあるうちのスペースコロニー群の一つである。
彼らが望む自治権とスペースノイドの権利の向上を良しとしない地球の代表組織である地球連邦政府。
この物語は、両者の主張の対立が激化し歴史を脅かす強大な戦争に突入した人類同士の宇宙や地球での戦いを描いた作品である。