当たり前のことを大事に感じさせてくれるバンド!~「貴方たち」じゃなく「貴方」に歌う男達~
SUPER BEAVERというバンドの良さは「貴方たち」じゃなく「貴方」につたえるバンドマンなところです!
yoasobiのような、ボカロテイストの新ジャンルで、結成わずか1年弱で国内にとどまらず、世界に名を轟かせた!みたいなサクセスストーリーを持つアーティストとは真逆のバンドです!
インディーズ→メジャー→自主レーベル→結成15年にして初の日本武道館単独ライブ→再びメジャーへと返り咲いた軌跡があるからこそ「貴方」に伝えることができるバンドです!
決して万人が彼らの音楽を好きになる、全世界に名を轟かせるバンドじゃないかもしれない。
けど、彼らが長年やりたいことを模索してあがいたことで得た思いやメッセージは世界には届かなくても「貴方」には届くはず。
ボーカルの渋谷龍太がステージ上で全力で歌う姿はアーティストというより「人間くささ」を感じることができます!
不器用って美しい!
認知度はまだまだ発展途上ですが様々なタイアップが増えてきてメディアへの露出も徐々に増えてきました!
実写版映画『東京リベンジャーズ』の主題歌である「名前を呼ぶよ」はCM等で耳にする機会も多かったと思います!
ギターのアルペジオから入るイントロ、ドラムの疾走感、ベースでありながら主張がしっかり耳に残るフレーズ、「名前を呼ぶよ」という耳に残るフレーズを髪を振り乱しながら歌うボーカルの姿もこの映画のイメージ(若者ががむしゃらに未来を変えたくて疾走する)とどこかリンクします。
熱いイメージ、人生をテーマにしたフレーズが多いバンドなのでこれから青春ものや企業ものの映画、ドラマでもタイアップして欲しいなと個人的に思っております。
「貴方」も是非聴いてみてください!