異なる正義のぶつかり合い
『プラネット・ウィズ』は2018年に放送された、漫画家の水上悟志先生原作のテレビアニメなのですが、
一番の見どころは、登場人物それぞれが異なった価値観の正義を明確に持っており、それがぶつかり合うというところでしょう。
主人公は竜に故郷を滅ぼされた異星人の少年なのですが、現在は地球で暮らしています。
そんな中、突如宇宙からの侵略者のような未確認飛行物体が現れます。
それを迎え撃つのは地球人のサイキック戦士達。
しかし、そのサイキック達の力は実は主人公の故郷を滅ぼした竜の力であり、
そのサイキック達を主人公が倒していくという怒涛の急展開に1話から私は震えました。
恐ろしく展開が早くテンポの良いアニメで、通常であれば何クールかかけて放送するような内容を1クールにまとめているため、
とても見ごたえがあります。
また、冒頭でも述べたように、主人公やサイキック陣営、そして異星人にそれぞれの正義があり、
それらがアツくぶつかり合う様はなんとも熱血な感じがしてたまりません。
一応、ロボットアニメという括りなのですが、厳密には「念動装甲」というサイキック能力による鎧のようなもので、
その独特のデザインもカッコよく素晴らしい作品だと思います。
戦闘シーンにも迫力があり、それもこの作品の魅力であると思います。