ミステリアスな部分がさりげなく発覚して面白い!
1話はある事件のサポートに、東京の平和を守る組織「DA」のエージェント「リコリス」の一人で、主人公である「千束(ちさと)」が赴くところから始まります。事件現場では、仲間の1人が敵に捕らわれており、危険な状況。そんな中、千束の到着寸前に、もう一人の主人公である「たきな」が銃撃で敵を殺害してしまいます。彼女は命令を待たず、仲間を助けるのに合理的な方法とし、自分の判断で銃を撃ったことにより、左遷されてしまいます。その左遷先(喫茶リコリス)で千束とたきなが出会い、明るい性格である千束がたきなを変えていくというアニメではよくある話…と思いきや、千束は筋肉の動きを読んで銃撃を躱せるという、リコリスの中でも最強のエージェントであったり、心臓には人工心臓が埋め込まれているという事実がさりげなく発覚し、彼女の存在や組織の存在そのものがかなりミステリアスになっていきます。千束やたきながその後起きる事件で敵と戦うシーンはスピード感があり見ごたえがあります。戦いもありますが、喫茶リコリスの中で描かれる、他のメンバーとの日常も、癒されるのでお勧めです。この喫茶店の映像を見ていると、リコリスや千束のミステリアスな部分を忘れてしまうくらいです。