毎巻、表紙が綺麗すぎて飾りたくなります
私は黒執事を友達に借りて読み始めたのですが、だんだんとハマってしまい、自分でも集めるようになりました。最初は所謂「腐女子受けを狙ったマンガ」と思い自分はハマるものか!と思っていたのですが、だんだんと展開が熱いものとなっていきました。
お話としては幼い伯爵であるシエル、彼に仕える万能執事のセバスチャン。一見完璧人間なのかと思いきやセバスチャンはなんと悪魔だったのです。それ故人ならざる力によりあらゆる難敵からシエルを護衛し、命令をこなしていきます。最初はセバスチャンのその万能感を存分に表現していくマンガなのかな。と思って読んでいたのですが、その敵として死神が出てきたりと物語は熱い展開へ行きます。そこはまだ想定内でした。けれど物語当初から気になっていたシエルとセバスチャンが何故主従関係にあるのか。これは長いことぼかされ続けますが、なにやら血なまぐさい理由があるみたいですごく知りたくなります。シエルとセバスチャンは何もとても仲の良い関係、と言えるものではなく、あくまで主従関係。お互いに嫌味を言い合ったりもします。ある時はシエルを試すようなことをしたりとセバスチャンは意地悪なことをしたりもします。その関係がとてもこ気味よく、なんで悪魔の執事と人間のシエルが主従関係なんだ?と続きを読みたくなってしまいます。そしてその内容はとてもとても重く、ギャグパートとは比べ物にならないほどのものでした。とてつもなくおすすめです。