アイスランド行きたいとしか思えない
「北北西に曇と往け」は、入江亜季さんの漫画作品です。
私は第一巻の表紙に惹かれて衝動買いしてしまいました。
繊細な絵で、登場人物が透き通った美人であるのと同時に背景の自然まで丁寧に描き込まれていて、
アイスランドが舞台なのですが、アイスランドの自然の情報が絵を通してブワーっと脳に行き渡りました。
シリアスな雰囲気のある場面もありますが、ジャンルとしては全体的には完全なる癒しです。
不思議な能力を持つ家系の主人公の能力は物の声が聞けること。
愛車のジムニーと言い合いをしながら広大なアイスランドの道をドライブする場面は本当に癒されます。
アイスランドに行きたいと思わせてくれますし、なんだったらジムニーに乗りたいとまで思わせてくれます。
日本と違ったアイスランドの緩さ、そして生きることの大変さ、全部ひっくるめても憧れを感じ魅力的に思えてしまうのがこの作品なのです。
この作品は、日本から離れ、アイスランドで生活しだした主人公の日常としてストーリーが展開していくと同時に、アイスランドの知識も学べます。
そして、そのアイスランドの生活を知ることで自分の生活についても考えさせられます。
そして作品の中の世界がとても理想的に見えてしまうようになるのです。
内容の深さを語りましたが、それ以外でも登場人物がイケメンと美女ばっかりです。眼福です。
なので結論とってもおすすめと言わせてもらいます。