尾崎豊

尾崎豊

尾崎豊(おざき ゆたか)とは1983年にデビューした日本を代表するシンガーソングライター。「卒業」や「I LOVE YOU」など代表作を挙げるときりがない。若くしてこの世を去ったが、10代でのメジャーデビュー、突然の活動休止、覚せい剤取締法違反での逮捕、26歳での逝去と短い人生を駆け抜けた。1983年にメジャーデビューし、第27回日本レコード大賞にて優秀アルバム賞を受賞した経歴をもつ。楽曲の再リリース、映像作品の上映や展覧会の開催など亡くなってからも注目・支持されている唯一無二の存在。

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尾崎豊
8

尾崎豊は愛と自由への渇望を歌詞に込めて魂で歌うロックシンガー!

尾崎豊は、残念ながらすでに亡くなっているが、多くの楽曲を世の中に送り出し、その楽曲は今も多くの人の心を捉えて離さない。僕もその中の一人である。

僕が尾崎豊を初めて知ったのは高校生の時だったが、その時は無名と言っていいほど知名度の低い歌手だった。
しかし、その歌詞はとてもストレートな気持ちを綴っていて、その歌に聴きいってしまったのを今でも鮮明に覚えている。
自由を求める強い気持ちと現実のギャップ、愛とは何か、生きるとは何かを赤裸々に、そして真っ直ぐにぶつけてくるその歌は、同年代としてとても共感したものだ。

尾崎豊は若くしてこの世を去ってしまうが、多くの楽曲が日の目をみたのは、奇しくも尾崎豊が亡くなってからだった。
尾崎豊を多くに人が知ったのは、葬儀の参列者の多さにあった。
一部の報道では5万人が参列したという報道もあり、亡くなった後に多くの特集や特番が放送された。
これが世の中の人が尾崎豊を知るきっかけになったのは間違いところである。

尾崎豊は「若者の代弁者」と呼ばれ、楽曲はメッセージ性が強く、「15の夜」や「17歳の地図」、「卒業」は、
学生時代に漠然と感じていた不安や怒り、モヤっとした感情を代弁してくれているようだった。
また、「I LOVE YOU」や「OH MY LITTLE GIRL」、「街路樹」は切なく苦しい愛を歌い、今でも名曲として多くの人に愛され、継承されている。

現代は多くのシンガーソングライターがたくさんの楽曲を世の中に発信しているが、
尾崎豊の楽曲は時代も世代も超えて心に響く楽曲が多く、その楽曲は錆びることはない。
上にあげた楽曲だけでも、是非一度お聴きいただきたい。