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どん底から這い上がった実力派バンド。
日本のエモ系、オルタナ系のロックバンドと言えば、「凛として時雨」「くるり」「the pillows」などが出てくるが、
彼等もその代表的存在になりつつあるバンドである。
過去に1度メジャーデビューを果たすも、その事務所を離れた後インディーズとしてかなりの苦労を積み重ねている。
そして長年の努力の結果大手レーベルからメジャー再契約を見事勝ち取った、正に這い上がりバンドである。
彼らの魅力はなんと言ってもボーカル渋谷の唯一無二の歌声と感情表現だ。
楽器隊も歌声を支えるようにエモーショナルな音を奏でる。
1度どん底を味わった彼等だからこそ織り成す音は、聞いていて心を揺さぶられるものがある。
また、歌詞もとても素直でストレートな言葉で綴られており、聞いているだけで心に刺さってくる。
特に「ひとりで生きていたならば」は彼等のこれまでの人生をそのまま表しているような歌詞で、気づいたら涙がとまらなくなるほどだ。
少しずつメディアにも出てくるようになったが、YouTubeでのTHE FIRST TAKEも聴き応え満載なので是非見て欲しい。
ライブや音源とは違ったエモさが出ていて胸が熱くなる。
ライブチケットはかなりの争奪戦になるほど人気で、これから更にビッグになるバンドと言っても過言ではない。