インセプション / Inception

インセプション / Inception

『インセプション』( Inception)とは、2010年7月に公開されたクリストファー・ノーランが監督・脚本を務めるSFアクション映画である。他人の夢からアイデアを盗み出す企業スパイ・コブは、その才能から国際指名手配を受け、さらに妻の殺害容疑もかけられていた。そんなある日、サイトーと名乗る男が、彼に風変わりな依頼を持ちかける。サイトーのライバル会社を潰すため、息子に夢の中で会社を潰すアイディアを植え付ける(インセプション)依頼だった。夢の中ならではの壮絶なアクションが魅力の映画となっている。

StoryMakerのレビュー・評価・感想

インセプション / Inception
10

オススメ映画『インセプション』~夢の中で夢中になれる映画~

『インセプション』は2010年のSF映画だ。
監督は「メメント」、「バットマン」シリーズも務めた天才クリストファー・ノーランである。
主演レオナルド・ディカプリオ、日本人の渡辺謙も重要な役だ。
第83回アカデミー賞では4部門も受賞した、世界的にも評価の高い作品である。

[あらすじ]
主人公コブ(レオナルド・ディカプリオ)は他人の夢の中に侵入して、潜在意識から情報を抜き出すことができる凄腕スパイだ。
そこに実業家のサイトー(渡辺謙)が仕事を依頼することが、物語の始まりである。
依頼の内容はライバル会社を潰すめ、その会社の社長の息子の頭に「会社を潰す」というアイディアを植え付ける、というものである。
しかし夢の中に潜入すると思いがけない事態が彼らを待ち受けていたのである。

[ラストに仕掛けられた、最大の謎]
この映画の最大の謎は、最後のシーンだ。
夢叶って子供に会えたコブ、その傍らにはコマが回っているのだ。
このコマは回り続ければ夢の中、途中で倒れたら現実ということを判断するアイテムだ。
最後は、このコマが倒れるのか倒れないのかわからない「寸止め」で映画が終わるのだ。
ラストは自分で一度観て、考えて欲しい映画である。