ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ

『ブラッククローバー』とは2015年より田畠裕基が『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
水、炎、闇、風、光など様々な魔力が存在する世界を舞台に、下民で孤児の少年・アスタが、ライバルや敵、仲間との関係や師匠との関わりを通し、魔力が無いことに葛藤しながら成長していく青春を描く。圧倒的なバトルシーンや魔力のない少年の諦めない姿、ライバルとの成長が生み出すドラマは国内のみならず海外からも厚い支持を受ける。

maki_latte5のレビュー・評価・感想

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ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ
9

アスタの揺るぎないポリシーに心を打たれるアニメ

『ブラッククローバー』のあらすじとしては、以下内容です。
魔法が使えて当たり前の世界「クローバー王国」に、魔力が一切ない少年「アスタ」が誕生した。
同じ孤児院出身の優秀な魔力を持つ少年「ユノ」をライバルとし、2人は魔法帝を目指す。
クローバー王国は代々の魔法帝とその下に存在する9つの魔導士集団「魔法騎士団」によって構成されている。

魔法帝になるために「魔法騎士団」に入団するアスタとユノ。
センスも魔力の大きさも申し分ない天才魔道士と呼ばれたユノは9つの魔法騎士団の中で最も優秀な「金色の夜明け団」に入団する。
一方アスタは魔法騎士団の中で最低最悪の団と呼ばれている「黒の暴牛」に入団。
鍛え抜かれた肉体、絶対に諦めない強い心で強力な魔道士たちと渡り合う姿に、心が打たれるシーンが多々ある。

また、黒の暴牛の騎士団長である「ヤミ」がアスタの信念を信じ期待しているからこそのキツイ発言をするシーンがあるのだが、父親のような愛情を感じ、ウルっとくることもしばしば。
黒の暴牛団の仲間にも徐々に認められ、信頼されていくアスタの様は、どこか幼子の成長を見ているかのような気持ちにもさせられる。
魔法が使えない者が魔法帝になるなど、無謀のようにも思えるが、どこか期待してしまう主人公と、仲間とのやり取りに元気をもらえる作品です。
年代問わず、楽しめると思います。