クリスティーナ・アギレラの歌唱力を存分には楽しめる映画
この映画は歌手を夢見る女性アリ(クリスティーナ・アギレラ)が偶然、テス(シェール)が経営する「バーレスク・ラウンジ」というショークラブに立ち寄る所から始まります。
そこでのパフォーマンスに感激したアリは自分もここで働きたいとウェートレスとして働き始めます。
歌にもダンスにも自信のあったアリですがテスになかなか自分のパフォーマンスを見てもらえずクラブの他の仲間とも打ち解けられずにいました。
しかしある日妊娠したバックダンサーの代わりにステージに立ち、さらに問題児のニッキ(クリスティン・ベル)の代わりにソロパートで踊ることになります。
しかしそれに腹を立てたニッキは嫌がらせにアリのパフォーマンス中にBGMのコードをスピーカーから抜いてしまいます。
音楽が止まりざわつく会場の客達と慌てるスタッフ達。舞台の幕が降ろされそうになった瞬間、アリは咄嗟に歌い始めます。
マイクが無くても会場中に響き渡るアリの力強い歌声に静まり返る客達と動きを止めるスタッフ達。
幕を降ろそうとしていたスタッフに幕を降ろさないようにと指示するテスもアリの行動を静かに見守ります。
初めは静まり返った会場でアカペラで歌っていたアリ、しかし徐々にバンドが演奏を始めコーラスも歌いだし会場の空気は一転大盛りあがりに。
パフォーマンスを終えるとスタンディングオベーションの大喝采で舞台は幕を閉じこれをきっかけにテスは翌日からアリがメインのパフォーマンスを連日行い瞬く間にアリの噂が街中に広がる事になるのです。
この映画はクリスティーナ・アギレラの初主演映画と言う事で彼女の存在と歌唱力を世間に知らしめる事になった作品と言っても良いでしょう。
作中で何曲も歌う楽曲はキュートなものからセクシーなものまでクリスティーナ・アギレラの魅力を存分に楽しめるものばかりです。
ファンの方はもちろん彼女を知らない人まで楽しめる作品となっています。