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人生におけるタイミングの重要さを改めて感じる映画です。
リーリー・コリンズ演じるロージーと、サム・クラフリン演じるアレックスは幼馴染の2人。
これは友達以上恋人未満というよくある設定の男女のお話。
同じ大学を目指して勉強に励んでいた2人だったが、ある事件が起こる。
プロムの夜、ロージーはクラスメイトの男の子と一夜を共にしてしまい、そのまま妊娠。
大学進学を諦めたロージーは育児のために地元に残ることを決断する。
アレックスは産まれた子の父親代わりになることを決めるが、まずは合格した大学へ進学した。
離れて生活を続ける2人だが、お互いを思いやる気持ちは言えないまま時は過ぎて大人になった…。
タイミングの重要性を強く感じさせる作品です。
相手の大切さに気付き、気持ちを伝えようと思った段階では時すでに遅し。
幼いころからの胸に秘めた思いがありましたが、お互いなかなかそれを言葉にすることができないのです。
ロージーとアレックスの、「気になる」「好き」「愛してる」と互いを思う気持ちの変化。
しかし気持ちの段階のタイミングにずれがあり、なかなか結ばれることのない2人。
毎回切なく、タイミングの悪さを恨むしかありません。
このすれ違いは作品の中で何度も描かれていますが、見どころです。