地獄の沙汰は君次第
『鬼灯の冷徹』は鬼灯という地獄にいる鬼が主人公の漫画です。死後の裁判で亡者を裁く閻魔大王の第一補佐官の獄卒として働いています。(獄卒とは地獄で亡者を呵責する鬼のことです)
私がおすすめするポイントは
○主人公の鬼灯と他のキャラ達
○地獄にいる昔話の人物、神、妖怪など
○『鬼灯の冷徹』の世界観
の3点です!
1つ目のおすすめポイントの鬼灯は黒髪、イケメン、高身長、CV安元洋貴、ドSというハイスペック鬼神です。作中では合理主義と言われており、そこからくる意外な発想+毒舌でズバズバ言ってるのが面白いです。また彼が飼育している金魚草という草の花の部分が金魚のようなものがついている謎の植物だったり、柿原徹也、上坂すみれ、平川大輔、遊佐浩二など豪華声優演じる個性豊かなキャラ達が沢山出てきます。
次に『鬼灯の冷徹』には昔話に出てくる人物や神、妖怪などが出てきます。桃太郎、かちかち山、一寸法師など私たちが知っている昔話とはちょっと違う知られざる一面が見られるかも?女たらしの中国の神獣白澤や、地獄の猫バス朧車、中国の悪女の代名詞妲己など一癖も二癖もあるキャラ達が出てきます。
最後に『鬼灯の冷徹』の世界観です。地獄を題材に人間を呵責する獄卒目線で描いているところが面白いなと思いました。例えば、動物を殺したり虐待した人は等活地獄の不喜処と呼ばれる所に落ちます。そこで亡者は自分たちが虐めていた動物達に逆に噛み殺されます。そういう場面がいくつかあるので、まさに地獄の沙汰は自分次第なんだなぁ…と教訓的なメッセージが改めて自分の行動を見返すきっかけになったり、面白いだけじゃなく意外と考えさせられると個人的には思いました。
アニメもあるので、是非見ていただきたいなと思います!