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ガンダム好きは必見!!
ガンダムといえばアムロとシャアが戦いを繰り広げた一年戦争が有名。というか、ここがベースになっているのだが、この作品は一年戦争をした時期にはしているもののまったくの別物。つまりアナザーガンダムであるところに話の面白さが詰まっていると思う。
まず主人公のイオ・フレミングともう1人の主人公ダリル・ローレンツ、この2人の数奇な運命が話の面白さを際立たせている。
一見ご都合主義じゃないか?と思えるようなところもあるかもしれないが、そこはまあご愛嬌ということで…。
また、作者の太田垣先生が腱鞘炎になったため、絵柄が違うところがコミックス(13巻109話~)にはあるが、それでも細部の描きこみやキャラクターたちの表情などは本当に自分がその場にいて、実際に目の前で悲劇が繰り返されているような感覚をあじわうことができるうえに、アニメではないが、キャラクターたちの息遣いをリアルに感じることもできる。
モビルスーツも太田垣先生独自のリメイクがされており、初代ガンダムだと癒しモビルスーツだったアッガイが、あんなにもマッシブにかつ素早く動いているところは大変見ごたえがある。
また、その他の量産機にもそれぞれ独自の見ごたえがあり、新旧ガンダムファン皆が楽しめる作品であると思う。