3人の音楽性を混ぜて1つにするとテンパレイになる
Tempalayは、日本の3人組ロックバンドです。先日、GAPとコラボが話題になったTempalay(テンパレイ)。
「from Japan2」のアルバムはおもちゃ箱を開けると、極彩色のライトが光るサイケデリックな世界が飛び出してくる。遊び心がふんだんに盛り込まれたTempalayの音楽がそこにはある。パンチの効くメロディに心地よいグルーヴ感と小原綾斗(Vo/Gt)のマイルドな歌声が合わさり、独特な世界観に引き込まれる。気取らない歌詞がフランクな言葉で歌われる。
小原の歌声は息遣いや、引っかかったりなどもナチュラルに録音されている。まるで目の前で歌ってくれてるかのような親しみを覚える。これがTempalayの音楽が身近に感じる要因である。自由に伸び伸びと音楽を鳴らす姿と、音源越しに人柄が見えるTempalayの音楽。全てのアルバムを聴くとTempalayの世界観がもっと世に伝わるだろう。
名曲は「革命前夜」。この曲をきっかけで好きになった人が多いのではないか?自分もその1人である。「ゴーストアルバム」4枚目のアルバム。
全ての音が違うジャンルのサウンドとリズムテンポで構成されていて、ぐちゃぐちゃなのに整頓されているイメージ。それが噛み合った時に美しい景色を見せてくれる。