15年目にして2度目のメジャーデビュー!SUPER BEAVERとは一体何者?
ファンの間では「ビーバー」の愛称で親しまれている、SUPER BEAVER。
2020年にソニーレコードから2度目のメジャーデビューを果たしたのだが、それまでの道のりはそう簡単なものではなかった。
「2度目のメジャーデビュー」という点で引っ掛かる方も少なくないはず。
そう、彼らは同じソニーレコードから2009年にメジャーデビューをしていたが、わずか2年で所属レーベルを離れることとなったのだ。
レーベルを離れてからは、全国各地で年間100本を超えるライブをキャパの少ないライブハウスからホールまで場所を問わずに行い、楽曲作りも絶えず行ってきた。
そんな彼らの実力が再びソニーレコードの目にとまり、インディーズ15年目にして再メジャーデビューを果たしたのだ。
今では、ライブのチケットはファンクラブ会員でも取るのが困難なほどで、フェスに出場すれば入場制限がかかるなどバンド界を席巻しているといっても過言ではない。
では、なぜ私たちは彼らにこんなにも惹きつけられるのだろうか。
大きく挙げられるのは、メッセージ性の強さだろう。
SUPER BEAVERの楽曲のほとんどの作詞作曲はギターの柳沢が担当しているが、作詞の9割9分が日本語詞。
日本語詞が日本人の私たちの心に刺さりやすいのはもちろんだが、紆余曲折あった彼らが奏で、歌うことによって私たちの心に深く突き刺さるのだ。
正直、これは彼らの魅力のほんの一部でしかない。気になった方は、ぜひ楽曲を聴いてみてほしい。
しかし、楽曲を聴くだけではなく、欲を言えばライブ会場へ足を運んでみてほしい。
彼らは「現場至上主義」を掲げているくらい、「現場」いわゆる現地でのライブを大切にしている。
ライブ会場で生で感じる彼らの熱量は計り知れず、1度ライブに行ったら彼らの魅力を全身で体感することができるだろう。