魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica

『魔法少女まどか☆マギカ』とは、蒼樹うめの描くポップで可愛らしいキャラクターと虚淵玄の描くハードで重いストーリー展開が特徴のダークファンタジー。願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人知れず人類の敵と戦うことになった少女たち。優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に、少女たちの希望と絶望を描く。

tetudou1014のレビュー・評価・感想

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
10

全ての要素を含んだアニメと言っても過言ではない!!

このアニメはシャフトが作画を担当しています。シャフトと言えば、化物語や、メカクシティアクターズなど、描写や間の取り方が非常に独特な表現をします。
個人的にはそのような表現自体非常に好みです。そのような大手ブランドが担当という事ももちろんですが、中学生5人が仲間との絆や、好きな人への思い、自分が生きる為、このような壁にぶつかった時に、なんでも願いを叶えてくれるきゅうべぇと契約をすることで願いが一つ叶い、魔女と呼ばれる敵と戦うというとてもシンプルなつくりなのですが、これがとにかく奥が深いです。
ご存じな方も多いとは思いますが、この願いを叶えるため魔法少女になるのですが、魔法少女自体、自分の体を無くしソウルジェムと呼ばれる、魔法少女になる為のアイテムが自分自身だとか、このソウルジェムは穢れといって魔力を使ったりなどすると汚れてしまうのですが、この穢れがマックスになると自分自身が魔女になるだとか。
とにかく中学生少女には重いのなんのという設定です。
また、私もファンですが、ほむらちゃん(通称ほむほむ)は実は何度も時間を遡り、主人公である鹿目まどかを助ける為だけに時間を巻き戻しているなど、このあたりは最終的に判明するのですが、実際、これが発覚した時には涙が出ました。けなげすぎて…
とにかく他のキャラも全て、魔法少女になる理由そしてその代償を払いながら、少女たちが前へ進んでいく様子が本気でやばいです。
見たことが無い方いらっしゃれば是非見て頂きたい1本です。