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待ち受ける衝撃的な結末に、きっと誰もが騙される!!!
2012年の韓国映画「殺人の告白」をリメイクした本作。アクション・サスペンス調の韓国版に対し、日本版は社会派サスペンスの要素が強く出ています。2010年以降、日本では殺人への公訴時効が撤廃されているため、この映画でもそのことがストーリーのひとつの要素として組み込まれています。
1995年、東京で起きた5つの連続殺人事件。警察は犯人の行方を必死に捜査するものの、手がかりひとつ掴めないまま事件は時効を迎えてしまいます。それから22年後。「初めまして。私が殺人犯です」派手なパフォーマンスとともに、堂々と自分を犯人だと名乗る男・曾根崎雅人が現れます。年齢に似つかわしくない若々しさと容姿端麗さ、世間の人々を魅了する自称・殺人犯は、22年前に起きた連続殺人事件の告白本を発表。この告白本はベストセラーとなり、一躍時の人となった曾根崎は日本中の人々を翻弄します。22年経った今、曾根崎が突然姿を現した理由は一体何なのか。彼は本当に未解決連続殺人事件の犯人なのか。告白本に秘められた、彼の本当の真意とは。映画の始まりから終わりまで、目を離すことが出来ないスリリングなサスペンス映画です。
ハラハラする怒涛の展開に、私自身も「嘘でしょ…」と、それ以外に言葉が出てきませんでした。最後の最後に絶句するほどの衝撃的な結末が待っています。