ドラゴンクエストシリーズで、初めてクリアできた作品
今までRPGがクリアできなかった自分が、初めてクリアしたのが『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』でした。
この作品の特徴は、初めてキャラクター一人一人の背景を物語にしたというところにあります。
Ⅰ~Ⅲまでは一つの壮大な物語で構成されていたものの、サブキャラの細かい背景までは書かれてはいませんでした。
Ⅳでは章を分けることによって、それぞれのキャラクターの背景を描き、第5章で皆が導かれて出会う流れになっています。
皆が導かれて出会うまでの間に何があったのか、どんな生き方をしてきたのかを第1章から第4章で体験できるのが『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』の醍醐味でしょう。
そして、それまでなかった呪文も登場しています。
自分が一番好きなのはパルプンテという魔法ですが、これがまたとんでもない魔法なのですよ。
魔法をかけた本人すら生きるか死ぬかわからないんです。
パルプンテを唱えた瞬間に死んでしまったときは驚きました。
でも、何が起こるかわからないと余計使いたくなるんですよね。
人間の不思議な心理だと思います。
他にも一時期仲間になってすぐ抜けたりするキャラクターもいたりします。
キャラクターそれぞれの個性も強いので、たまに笑えたり、楽しい作品ですよ。