プラネット・ウィズ / Planet With

プラネット・ウィズ / Planet With

『プラネット・ウィズ』とは、「J.C.STAFF」製作のオリジナルアニメーション作品。2018年に放送。本作は漫画家「水上悟志」が書き下ろしたネームを元に製作されている。漫画版は水上悟志自らが描いている。主人公「黒井宗矢」は記憶喪失の状態で「先生」「黒井銀子」の二人と暮らしていた。ある日、街に「ネビュラウェポン」と呼ばれる謎の飛行物体が現れ、それをヒーロー7人が倒す。しかし宗矢は銀子にヒーロー達を倒すように言われるのであった。

3mmojanajatamaのレビュー・評価・感想

プラネット・ウィズ / Planet With
10

【プラネット・ウィズ】怒涛の展開!1クール以上の満足感【アニメレビュー・評価】

アニメ1シリーズ観た後の感想は様々だ。

だが、この『プラネット・ウィズ』の観賞後には他の作品には無い感想を持った。

それは「12話完結の作品にもかかわらず、2クール+劇場版を観た後のような満足感があった」というものだ。
個人の感想ではあるが、観た後に同じ感想を抱いた人も多いのではないだろうか。

この作品の概要をざっくりキーワードで表すと、
ロボットもの、正義とは何かを考えさせられる物語、シリアスもギャグある、物語のテンポが速い、
などが挙げられる。
これらのキーワードのどれかが気になった人は是非調べて見て欲しい。

作品の優れている点として、
・熱く、考えさせられるストーリー
・カッコいいとカワイイが見事に融合しているデザイン
・多くは語らないのにしっかりと伝わるメッセージ性
・展開が二転三転するが、テンポ良くかつ分かり易く進行
・緊迫したシーンの中にもクスッと笑えるネタが豊富で飽きさせない
などがある。

特にここでオススメしたいのが、12話なのに中身がぎっしりと詰まったストーリーだ。

通常アニメは1クール12話だと多くのことを表現できず、内容が薄くなってしまう事が多い。
しかしこのアニメは最初で書いた通り、ストーリーがテンポ良く進み、また内容も濃く分かりやすく、
12話で完結するのだが観終わった後は2クール+劇場版を観た後のような満足感があった。
こんな感想を持ったのは初めてだ。

好みの分かれる点として、ロボットものであること、デザインが一昔のアニメっぽい、作品のスピードが速いのでゆったり楽しみたい人には向かない、などはある。

だが、このレビューを観て少しでも興味を持った人は楽しめる可能性が非常に高い。

是非この作品を観て期待以上の満足感を体感して欲しい。