のんびり読んで笑えるのほほん漫画
ハラハラ、ドキドキ、ワクワク、キュンキュン、ラブラブ…漫画には不可欠ともいえるこのような要素とはほぼ無縁ともいえる超のんびり系漫画、それが「ばらかもん」です。
舞台は、日本の端のとある離島。主人公は、諸事情によりこの島に単身引っ越すことになった、根っからの都会っ子のイケメン書道家半田清舟。この「半田先生」と島民たちの心温まる(?)ふれあい模様が描かれています。
こちらの漫画で特筆すべきは、誰もかれも、もれなくとにかくキャラが濃い!!!たくさんの島民が登場しますが、大人から子供まで、一癖も二癖も、なんなら三癖もあるメンツがそろい踏みです。
便利な都会暮らしから一転、文明の利器からはかなり離れたド田舎暮らしに、下手すれば言葉も通じない(方言がすごすぎてもはや外国語)島民からの洗礼を受け…それでもへこたれない半田清舟、実はものすごい人なのかもしれません。
ちなみに、漫画タイトルになっている「ばらかもん」は実際にある五島列島の方言で、「元気者」という意味だそうです。たしかに、名前の通り、とっても元気な漫画です。
なにかと忙しくストレスの多い現代、何も考えずにただただのんびりと読んで笑える、こんな漫画が必要とされているのではないでしょうか!?
…なんて、大袈裟かもしれませんが、最近は思ったりしています。