古き良きスクエニの最高傑作
昔ながらの2DアクションRPG。
このゲームの特徴はなんといっても自由度。大筋のイベントが三つに分かれており、ロールプレイをしていくと発展していくシステムなのですが、何をやってもがっかりするような展開もなくしっかりと作られています。2Dのゲームでこんなにも心動かされる要因は【音楽】と【キャラクター】にあります。
決して戦闘シーンのアクションが優れているワケではありませんが、なにせ飽きがこない。ずっと続く波のように音楽が盛り上げてくれます。はじめてプレーヤーが訪れる町の音楽には撃ち抜かれる方が多いはずです。ボスシーンでは手に汗握る激しさを演出しています。随所に散りばめられる人間模様とマッチして、終わってしまうのがもったいないと感じてしまいます。
そしてキャラクター。
これはもう、最初にプレーした時はびっくりしました。主人公は人間なのですが、登場人物はほぼ人間ではないです。
犬がベースだったり、植物だったり、大きな岩が喋りだしたり。幻想的な世界観を作り上げている彼らは個性も豊かで笑いも取れます。ですが善にも悪にも原動力があり、ストーリーがより深いものになっていきます。
一度エンディングを迎えると、敵のレベルが変更できるモードが増えますので何週も遊べます。
やりこみ要素も多いのでとことん没頭される方が多いのではないでしょうか。