BLACK LAGOON / ブラック・ラグーン

BLACK LAGOON / ブラック・ラグーン

『BLACK LAGOON』は、作者の広江礼威(ひろえ れい)が月刊サンデージェネックスで連載中のガンアクション漫画、およびそれらを原作とした小説・アニメ作品。裏社会の人間が闊歩する犯罪都市・ロアナプラに放り込まれた日本の商社マン・岡島緑郎ことロックは、運び屋の一員となり荒事を請け負うようになる。

yukimissitsu4のレビュー・評価・感想

BLACK LAGOON / ブラック・ラグーン
10

最高にクールな漫画 BLACK LAGOON

この作品はタイの架空の犯罪都市都市、ロアナプラというところで繰り広げられるアクション漫画です。私が思うこの漫画の魅力は、まずキャラクターの台詞です。B級アメリカ映画ようなカッコ良くて少しキザな台詞やキャラクター同士のやり取りが癖になります。そしてアクションはガンアクションが多いです。主要キャラクターの女ガンマン、レヴィの2丁拳銃を振り回すアクションは手に汗握ります!その他にも魅力的なキャラクターは書ききれないほどいますが、私がこの作品の一番の魅力だと思う点は他にあります。この作品の主人公であるロックこと岡島緑郎はもともと日本のサラリーマンです。ロックの会社の重要な情報が入ったディスク狙い、彼の乗った船が先ほど書いたレヴィの所属する運送業者兼海賊であるラグーン商会にジャックされ、ロックは人質になってしまいます。そこでロックは彼の会社から見捨てられ、人質交渉は決裂してしまいます。そのときロックはラグーン商会に入り、徐々に闇の世界に染まっていきます。私はこの普通のサラリーマンであったロックが闇に染まっていく様が一番の魅力だと思っています。仲間やレヴィとの考え方の違いからぶつかり合い、様々な経験を経てロックの悪人としての本性が出てくる描写が最高に面白いです!ぜひ一読してください。