時間を忘れどハマりしました!
前作のTHE RAST OF USも遊ばせてもらった者です。前作に比べ、圧倒的に操作性が良くなりました!
キャラクター移動時のぎこちない動き方やカメラがキャラクターに引っかかる事が無かった為、その分ストーリーにのめり込む事が出来ました。カメラ関連で嬉しかったのが、オプションにゲームに酔いづらくなる設定がいくつも用意されていた事です。スムーズに動くゲームで酔う方には本当におすすめします!
拾ったアイテムを制作する際や、武器の切り替える画面も見やすいです。何の素材が足りないのか等、目で見てすぐわかる様になっているので、戦闘中に急遽道具作成を行う際に非常に役立ちました。
作品のストーリーですが、人によってはバッドエンドと捉えてもいいくらいの終わり方に、納得しつつも「これで終わってしまうのか…」と言う気持ちもあり、最初から最後まで大きく感情を揺さぶられました。エンディングに関しては、私はリアルでいいかなと思います。ストーリー中盤でアビーを主人公として使わなければならなくなった時は、正直乗り気ではありませんでした。エリー編で敵として見ていた人物を使う事にやや抵抗があったからです。ですが、アビー編を始めるとそこにはいつも通りの生活があり、さらに人柄や今までの生い立ちを知っていくと突然情が湧いてしまいました。この時点で、誰が悪者なのかわからなくなりました。善悪の区別がつかなくなった自分に驚きを感じたと同時に、このゲームはここまで計算して作っていたのかと衝撃を覚えました。グロテスクな部分や、多少のホラー要素、人によってはエンディングで後味の悪さを覚えてしまう為、万人に勧められはしませんが、映画や小説が好きな方には良いかと思います。個人的には大変面白いゲームでした。