最高のミュージカル映画
2017年に制作されたヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画です。実在のP・T・バーナムという興業師の半生を描いています。
ミュージカル映画は普段あまり観ないのですが、この作品は何度も映画館に足を運びました。ストーリーが分かりやすく、子供から大人まで楽しめます。
使われている楽曲も素晴らしく、ヒュー・ジャックマンの響き渡る歌声、ザック・エフロンとゼンデイヤの切ない歌声、キアラ・セトルの力強い歌声など、観ながら手拍子したくなること間違いなしです。
セットや衣装も細かく再現しており、画面の隅々まで観たくなります。まるで目の前で本当に舞台を観ているかのようで、画面に飲み込まれる感覚を味わえました。
まずオープニングからテーマソングの「The Greatest Show」が流れ、物語に一気に引き込まれます。
その後バーナムが家庭を持ち、家族で助け合いながらサーカスという文化を世に広めていきます。失敗や家族のすれ違いなどを乗り越え、ラストは最高のハッピーエンドへと続いていきます。
フリークショーや人種差別など、タブーとされる題材を扱っているのも挑戦的です。
差別され、日陰で生きてきていた人々が、サーカスで自信を持ち、どんどん輝いていくのが観ていてとても感動しました。