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母とケンカしてばかり。
母とぶつかってばかりのレディ・バードにとても共感できました。
高校時代、母と折り合い良くなんて一番難しい気がしますし、母が進路に反対では尚更です。でも、何かあると母に泣いてすがったり、泣いて思いをぶつけたりして、まだまだ母を求めている感じもしました。
彼女のボーイフレンドとの恋も興味深かったです。きっと、ダニーのこともほんとに好きだったんでしょうし、ダニーだって、彼女と本当に幸せになろうとしたところもあったのでしょう。だから友達として彼のおかれた立場に共感し、一緒に泣いたのだと思います。
よく登場人物が泣いている映画だったけど、進路が決まるか分からない、親との関係も微妙、恋愛も知っちゃかめっちゃじゃ泣きたくなりますよね。分かります。
お父さんが結構良い人で良かったです。それに親友とプロムにも行けたし…。
最後の終わり方も良くて、親と全てを分かり合えるわけではないけど、親のことがちょっと理解できるっていうか、どこかで許せるのって大人になったなって感じがしました。地元以外の大学に行ったとか、行きたいと思った人なら共感できる要素がより多かったのではないでしょうか。
これぞ青春映画ってかんじで面白かったです。