あのポーズがいい
言わずと知れた名作です。無実の罪で投獄された男が、刑務所で出会った人と友情をあたため、そこでの生活を変えようとしているところがとてもいいです。もちろん、悪いことをした人たちですから、何かしら不自由があるのは仕方ありません。でも、奪えないところはあるんだって感じがしました。
音楽の件では、普通に聞ける環境だと忘れがちだけど、音楽がないと人生ってつまらないのかもしれないと思わせてくれました。この映画を見て改めて、いろんな感情に気づけた気がします。
また、若い時につかまり、やっと外に出れることになった人のラストはとてもグッときます。彼が悪くなかったとは言わないけど、いろいろあって犯罪をおかしてしまって、長い間中にいると外では生きていけなくなるのかとゾッとしました。悲しいです。
主人公はとてもつらい目にあいますが、希望を失わなかったところがすばらしいです。手をバッと広げるポーズが有名ですが、どんな経緯でどういう状況でああなったのかと知ると、知らずに見たときには感じなかったエモさを感じました。
役者陣もよくて、モーガン・フリーマンとかほんといい味出していて、彼がいるだけで場が締まるなと思いました。
やっぱり、名作は名作だなと思います。一度は見てほしいです。