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キャラの個性が存分に出る良作
ハンター×ハンターは私が個人的に好きな漫画です。ハンターという職業は作品の中で創作されたもので、色々な財宝を発掘したり、個人的な価値観に沿って行動をしたりと外界での楽しさを追求できる反面、外の危険と隣り合わせなので、実力がないと務まらないという難しさを持っています。作品の世界観としては、とにかく弱肉強食で、強いものが絶対という感じです。主人公のゴンが赤ん坊の頃に自身の活動に専念するために捨てた父親を探して旅にでるところから物語はスタートするのですが、その道中の色々個性的で魅力的なキャラとの出会いや色々な困難な過程を乗り越えていくところがとても面白いです。
物語が進んでいくうちに念というキャラの性格を反映した独自の能力を使っての戦闘になっていきます。この念は6つの系統に分かれていて、それぞれ得意分野が異なっています。キャラ独自の能力なので、それぞれ個性があって発想が面白くて、ここがハンターハンターの一番の醍醐味と言えるかもしれません。
ただ、残酷な弱肉強食の世界を描いているので、所々でグロテスクな表現があるのが少し気に障るかもしれません。
全体的には内容も濃くて、よく練られた面白い作品になっていると思います。