最悪の状況を変えていく勇気に涙が止まらない!
グレイス=フィールドハウス孤児院
孤児院に暮らす子どもたちの年齢は11歳以下。 孤児院の決まりで、里親が決まって出ていく場合もあるが、12歳までには外の世界に出ることになっていた。
エマは11歳。そこで、同じ孤児であるレイやノーマン、ドン、ギルダたち、そして心優しいママ、イザベラと共に幸せに暮らしていた。そう。本当に幸せに。一緒に暮らすコニーの里親が決まり、この孤児院から去るあの日までは。
エマとノーマンはこの後、この孤児院とママであるイザベラの隠された関係を、知ることになります。そして、それは自分たち孤児の生きる意味、生まれてきた本当の理由を知ることにもなったのです。いきなり突きつけられた、そう遠くない残酷な未来。信頼していたママの裏切り。絶望と悲しみ、苦しさ、虚しさ、悔しさ。 様々な感情に何度も押し潰されそうになります。どんなに残酷な結果の未来が予測されても、エマを筆頭に子どもたちは諦めません。みんなで外にあるとされる人間の世界を目指す、脱走計画が始まります。
子どもたちと、ママ・イザベラとの手に汗握る頭脳戦や、新たに刺客として送られてくるクローネ、ノーマンの残酷な未来は?と怖くて悲しくて、切ないストーリーになっています!
また、ママであるイザベラ、ママになりたいクローネの過去にも注目して見てもらいたいです!