おそ松さん / Mr. Osomatsu

おそ松さん / Mr. Osomatsu

『おそ松さん』とは、赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」を原作にしたアニメーション作品。キャッチコピーは「成長しても、やっぱりバカ」。「おそ松くん」では子供だった六つ子おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松は、成長し大人になるが童貞のニートになってしまう。六人は実家暮らしをしながら、今日も働かずにダラダラと過ごす。「おそ松くん」でお馴染みのイヤミ・チビ太・トト子・ハタ坊・デカパン・ダヨーンも登場。ナンセンスでシュールなギャグコメディ。

akiyamaf5のレビュー・評価・感想

おそ松さん / Mr. Osomatsu
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原作ファンの方にはおすすめできません。

一言で言うと、ギャグ映画です。序盤では、6つ子の掛け合いが面白く楽しく見ていたのですが、中盤あたりの中弛みが眠気を襲いはじめました。ストーリー性も感じられず、時系列もバラバラでよく分からなくなってきました。6つ子の兄弟が資産家の養子になるために奮闘する話のはずなのですが、その趣旨も見ているうちに忘れてしまったぐらいです。
ですが、キャストさんの演技はとても良かったと思います。特に、チビ太とトト子ちゃんが可愛くて見てて癒されました。6つ子の兄弟も、それぞれ個性豊かでした。ただし、実際のおそ松さんにはいない3人の役は、無理があるように感じました。正直に言うと、人数合わせかな?と思ってしまいました。なのでなおさら、兄弟6人が集まる場面が少なかったのが残念です。
中盤からは6人それぞれがバラバラで活躍していて、兄弟であるという感じがあまりしませんでしたし、6人が同じように主役であるはずなのに6人の出演している時間もバラバラでした。最後も、無理やり伏線を回収しドタバタで話を終わらせた感じがしました。結論としては、キャストの演技は良かったが、ストーリーが残念だと言う感想です。
Snow Manのファンの方は楽しめると思いますが、原作ファンの方にはおすすめできません。