歌詞に込められた力
1980年代後半空前のバンドブームを牽引してきたバンド”ブルーハーツ”その中で作詞作曲をしていた甲本ヒロトさん、真島昌利さんについて紹介していきます。
まだ日本ではバンドにはあまり良いイメージがなく、パンクロックも馴染みがない時どのようにして人を引き付けてい行ったのか。
まず甲本ヒロトさんについて紹介します。今回は魅力を伝えていくため生い立ちは割愛させていただきます。
甲本ヒロトさんはリンダリンダや人にやさしくなど多くのヒット曲の作詞作曲を手掛けています。また反原発ソングも多く作っています。
甲本ヒロトさんの曲はノリのいいパンクロックで歌詞は人の生き方がストレートに書かれています。MONGOL800や銀杏ボーイズなど恋愛パンクのさきがけの様なものになっています。ヒロトさんが全力でぶつけるリアルで考えさせれる歌詞に魅了されます。歌以外でトークではヒロトさんはしっかりと周りの人たちの不満を見ていて歌詞につながるような考えさせらる言葉をテレビやラジオで言ってくれていることも多いです。
次は真島昌利さんについて紹介していきます。真島昌利さんはtrain-trainや情熱の薔薇、1000のバイオリンなどの楽曲を手掛けています。
真島昌利さんの歌詞の特徴は、若者の思っていることを代弁してくれるような歌詞でそこに励ましのような歌詞が出てきます。また真島さんはヒロトさんと違いストレートな歌詞ではなく比喩表現など言い換えのような歌詞ができます。真島さんのその歌詞のチョイスのセンスが絶妙でぱっと聞いた感じは考えさせられるのですがその歌詞の意味が分かった瞬間衝撃が走るようなものばかりです。何か小説に近いようなものがあります。
このようにブルーハーツの音楽は二人の歌詞の力によってファンたちを引っ張ってきたのではないかと考えています。
古いバンドですがまず一回は聞いてみることをお勧めします。その歌詞の魅力に引き込まれてみてはいかがでしょうか。