放課後の王子様

放課後の王子様

『放課後の王子様』は許斐剛による漫画『テニスの王子様』のパロディ漫画。原案・監修が許斐剛、作画が佐倉ケンイチによる4コマ漫画で、2008年から『ジャンプスクエア』で連載された。
『テニスの王子様』の登場人物の知られざる一面を見せる日常もののギャグ漫画で、本編の設定を補完している側面もある。2011年にはヴォイスコミック「VOMIC」として『サキよみ ジャンBANG!』で放送された。

alex759898のレビュー・評価・感想

放課後の王子様
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テニスの王子様を別視点から楽しめる

人気漫画である「テニスの王子様」のキャラクター達の日常を四コマ漫画で描いている作品です。ギャクが主で、普段はかっこいいテニプリキャラがぶっ飛んだ行動をしているのが見物です。
本編では試合に勝つために必死で練習しているメンバーですが、放課後の王子様は練習の合間だったり練習後だったりに、皆が面白い事をしています。
他校のキャラ同士が絡んでいるエピソードもあり、複数の学校のファンや自分が好きな学校やキャラクターが普段は絡まない他校キャラと一緒に居たり、貴重な笑える姿を見たいという人にはオススメです。
ただ、殆どがギャグとして描かれているので、原作のキャラ達の格好いい感じや懸命になっている姿、テニスの大会の躍動感やスポーツマンガの良さなどのイメージを崩したくない人は受け入れられないかもしれません。
私自身は本編キャラは登場しても別物として考えているのでそこまでの嫌悪感はなく読めました。
原作ファンでも受け入れられない人も居るかもしれないので、自分的には満足でもそこまで高評価にはしていません。
テニスの王子様の本編を知っている方がよりキャラの事が分かっているので楽しめますが、原作を知らなくて読んでも意味は通じると思います。普通のギャグマンガに出てくるキャラよりはイケメンが多いので、見た目が笑えるとか出落ちするキャラが居るとかは無いので、ギャグマンガ好きにも賛否両論はあるのかなと思います。