物語を通して少年少女たちの成長を知る
本作品は、漫画家さいとうちほ先生の代表作です。
幼い頃に両親を亡くした主人公、天上ウテナ。
自分を救ってくれた王子様との約束を守り、気高く生きた。王子様と再会したくて全寮制の鳳学園に転校する。今も、ウテナの左手の薬指には王子様から貰ったバラの刻印の指輪ある。夢の中いたような感覚だった、自分と王子様を繋ぐのがバラの刻印だった。
ある日、ウテナの当たり前の日常がガラリと変わる出来ごとが起きる。
それは決闘ゲームと呼ばれるもの。勝者はバラの花嫁と呼ばれる一人の少女を意のままにすることができる。決闘に勝利し、バラの花嫁を手にいれると自分の願いが叶うと信じ闘う。
デュエリストは、世界の果てと呼ばれる者から手紙とバラの刻印の指輪を受け取る。彼らは、それぞれ胸に秘めた願いを持ちながら決闘ゲームに参加し闘う。
複雑な時期心の在りよう様々な想いが、ウテナを通して成長する彼ら彼女らが交差するストーリー。
彼ら彼女たちの願いの先に、一体何が訪れるのだろうか…。
世界の果てとは誰なのか? バラの花嫁とは? 決闘ゲームとは? バラの刻印? 鳳学園? 王子様?
…全ての謎が分かった時に物語の全貌が見えてくる。