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史上最高のヴィラン映画、Joker
バットマンシリーズの敵キャラとして大人気のヴィラン、ジョーカーの映画です。この映画は、「なぜジョーカーという人物が誕生したのか?」というキャッチコピーで公開されました。
まず、この映画は見る人によって結末の解釈が違います。私の友人はこの映画をハッピーエンドだと言いましたが、私はバットエンドだと感じました。この映画の良さは、視聴した側や注目する点によって結末の感情さえも変わってしまうところです。
もう一つ、私がこの映画をお勧めしたい理由として、セリフや表情だけではなく体でさえももジョーカーに成り切っている主演のホアキン・フェニックスの演技です。泣くように笑い、楽しそうに落ちていく彼の演技には鳥肌が立ちました。物語の後半になるにつれて、ホアキン演じるアーサーがジョーカーになり、どんどん絶望に立たされて生きます。
しかし、彼は明らかに幸せな前半とは違う生き生きとした顔でどん底に落ちていくのです。彼がなぜジョーカーになってしまったのか?そして、彼はなぜジョーカーになることを自ら望んだのか?なぜ彼は落ちて行ったのか?
他の映画にはないような緊張感と絶望感が味わえる映画です。ぜひ、ジョーカーという人間の生き方を感じてください。