衝撃のラスト。流し見してはいけない映画ナンバー1
1995年にアメリカで公開されたサスペンス映画です。あっと驚く映画は数多くありますが、本映画は、「あっ」と空いた口をしばらくの間閉じることができないほどの衝撃をラストに受けます。
大まかなあらすじは、麻薬密輸船が爆発し多数の死者が出ます。唯一無傷に近い状態で生き残ったヴァーバル・キント(演者はケヴィン・スペイシー)へ捜査官デヴィット・クイヤン(演者はチャズ・パルミンテリ)が尋問することにより、この事件の真相を明らかにしていくという話です。
映像の大部分をキントがクイヤンの尋問に答える形で、その内容はキントの回想シーンとして映像化されて物語が進んでいきますので、彼の言葉をよく聞き、回想シーンの映像をよく見ておくと良いです。ラスト数分は、ほぼカメラワークのみでの真相究明に行きついていて制作手法としても斬新です。
また突如真実が明らかになるのではなく、あくまで捜査官クイヤンの視点に立って、つまり視聴者はクイヤンが持っている情報のみ(キントがクイヤンの尋問に答えている内容のみ)を保有している前提、もっと言うと視聴者はクイヤンと100%感情の同期ができている前提で真相が解き明かされていきますので、その驚愕度は別格です。