夢を追い続けることの大切さを描いた映画
舞台は19世紀半ばのアメリカ。幼いころから、裕福な暮らしとは無縁な生活を送っていたP.T.バーナムは大人になり、幼馴染のチャリティーと結婚し娘2人と平凡ながらも幸せな生活を送っていた。そんな矢先、バーナムが勤めている会社が倒産。家族を養っていくためバーナムは様々な挑戦や試行錯誤の結果、「フリークス」と呼ばれ奇妙な外見や行動から周りに虐げられていた人々を集め、そのユニークさを武器にサーカスを始めることを決心する。サーカスは大成功で、次第にバーナムは庶民の賞賛と批評家による酷評を集め有名になっていく。さらに有名になるために実業家のフィリップ・カーライルなどと手を組み、その名声を確かなものにしていく。ある日、フィリップ・カーライルの紹介で有名なオペラ歌手「ジェニーリンド」と出会う。バーナムは、自身が手掛けるサーカスが荒唐無稽な内容ばかりで芸術という意味では「本物」ではないことを気にしていた。そこで世界で認められているジェニーリンドとも手を結ぶことでバーナムの名声を「本物」にしようと考える。バーナムの誘いに戸惑いながらも承諾するリンド。そして2人は手を組み世界中をまたにかけ、公演することになるが2人の出会いがバーナムの運命を大きく変えていくことになる…。