Dragon Ash / ドラゴン・アッシュ

Dragon Ash / ドラゴン・アッシュ

Dragon Ash(ドラゴン・アッシュ)とは降谷建志率いる、日本を代表する6人組ミクスチャーロックバンド。1997年にメジャーデビューし、ROCK IN JAPAN FESTIVALには、初年度から全て出演。ZEEEBRAを客演に迎えた、「Grateful Days」で一躍有名になり、ワールドカップのテーマソング「FANTASISTA」や、「Life goes on」などヒット曲を連発。2017年にはデビュー20周年を迎えた。

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Dragon Ash / ドラゴン・アッシュ
10

革命者達

1999年彼等は日本の音楽シーンに革命を起こした。
それまではパンク、ラウド、オルタナティブなどを色濃く取り入れた3ピースバンド。
ほぼ全ての楽曲の作詞作曲を担う若干17才の降谷建志を中心に東京で結成された。
後に世間を騒がせる事となる彼の血縁関係も非公表で活動、何のタイアップも無かったがその音楽性の高さから徐々に注目を集める。
2ndシングル「陽はまたのぼりくりかえす」で世間の認知度を高め、4ndシングル「」で自身初のオリコントップ10入りを果たす。その後
DJ BOTSをメンバーに迎え、当時日本の音楽シーンではまだまだアンダーグラウンドだったHIPHOPを強く取り入れた楽曲を次々とヒットチャートに送り込み、HIPHOPファンのみならず当時ラップにあまり馴染みのなかったリスナーにも衝撃を与えた。
その勢いそのままに世に放った5ndアルバム「」でまさに革命を起こした。
HIPHOPとROCKを見事に融合し、オリコンチャート1位に駆け上がりミクスチャーロックというジャンルを完全に確立させたのだ。
ミクスチャーロックとは何もHIPHOPとの融合だけではない。事実Kj(ボーカル.ギター)こと降谷建志はその後も数々のジャンルの音楽を取り入れ、吸収し、融合させた。本気で音で遊んでいるのだ。
2003年にはATSUSHI、DRI-Vをダンサーとしてメンバーに加え、極めて珍しい体制のミクスチャーロックバンドとなった。(2020年脱退)
現在ではテレビ出演はほとんど無く、ライブを中心に活動している。革命当時からの根強いファンは勿論、10代20代のファンも多い。その圧倒的なライブパフォーマンスやカリスマ性で多くのファンを獲得し続け、ライブハウスや大型ロックフェスでの彼等のステージは常に超満員、異様な盛り上がりをみせている。これからも日本音楽シーンのトップに君臨し続けるだろう。