千と千尋の神隠しのメッセージ
千と千尋の神隠し、2001年に公開されたとても素敵なジブリ作品の一つです。
トンネルに入り、そこから不思議な世界に迷い込む物語です。
不思議な世界に迷い込んでしまった千尋が元の世界に戻るため、湯婆婆に利用されているハクを救いたいと最初は臆病だった千尋がいろんな体験を通して成長をしていくところが見どころです。
もっと自分に自信を持ちたい、一歩前に進みたいという方が観たら勇気をもらえる作品だと思います。
カオナシや湯婆婆、釜爺と個性的なキャラクターがたくさん出てくるのもこの作品の魅力です。
最初のシーンの、トンネルを抜けるまでの不気味な雰囲気や、不思議の町、ハクの存在、ワクワクするポイントもたくさんあります。
最初は一人ぼっちの千尋だったけど、釜爺が自分の孫と言ってかばってくれたり、上司のリンが優しくしてくれたり、最後には銭婆も味方になってくれて、人の温かみが伝わるような作品にもなっていると思います。
物語の最後には千尋は元の世界に戻って両親と再会します。それはハクとの別れを意味していて、そこが少し切なかったです。
子どもと大人が観るのでは感じ方が全く違う作品になっているので何度見ても面白い作品になっています。