部活を頑張ったあの頃を思い出します
アメリカJr.大会4連続優勝の経歴を持つ越前リョーマは、青春学園中等部というテニスの名門校に入学します。青学のレギュラー陣は個性豊かな技を持つ曲者ばかり。1年生のリョーマはそんな個性豊かな先輩たちと切磋琢磨して、どんどん強くなっていきます。青学の目標である全国優勝に向けて、様々な困難を乗り越えていきます。
テニスの王子様では「そんなのアリ?!」という技が頻繁に繰り出されます(分身したり、威力の強い技を出して相手選手を吹き飛ばしたり)。しかし、それが読者をワクワクさせて魅了させるポイントなのです。青学のレギュラーメンバーだけではなく他校の選手も個性が強い為、「この選手はどんな技を出してくるのか」と気になってしまい、読む手が止まりません。とにかく、様々な技が繰り広げられ、読んでいて飽きがきません。
テニスの王子様にはもう一つ魅力があります。それは、選手に「イケメン」が多いという点です。
主人公のリョーマは勿論ですが、青学のレギュラーメンバーや他校の選手皆んなイケメンです。そこが女性ファンが多いと言われる所以です。テニスの王子様の見方として、「推しがどんどん成長していく」という目線で見るのも楽しみ方の一つです。
ここまで、ストーリーに関わる内容は一切書いてきませんでしたが、各選手が様々な壁を乗り越えて強くなっている姿に胸が熱くなるシーンが沢山あります。「努力」の素晴らしさを教えてくれる作品です。
是非、この作品を通して「部活に明け暮れたあの頃」を思い出してみてください。