『The Greatest Showman』最高のショーがよみがえる
~夢が、踊りだす。~
ヒュー・ジャックマン×マイケル・グレイシーがおくるミュージカル映画
第75回ゴールデングローブ賞 映画の部 主題歌賞 受賞
第75回ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞 ノミネート
19世紀のアメリカに実在した興行師である、サーカス王P.T.バーナム。
この作品は彼の半生を描いた物語だ。
本作の見どころは、何といっても“ショー”と“ミュージック”だろう。
映画が始まると、画面に映るのは華やかな舞台とカラフルな団員達、そして流れる大迫力の歌。どんどんと興奮していく観客たち。熱が上がるのは観ている私たちも例外ではない。
歌と踊りに衝撃を受けていると、一転、画面は暗くなりバーナムは一人で舞台に立ち尽くす。
欲に負け過去を裏切り、そして失敗する。でも、仲間と共に立ち上がる。
とても完璧とは言えない、人間らしい彼らに心を打たれていると、いつの間にか全11曲の音楽が終わる。
そのとき私たちは1つのショーを見終わった気持ちになる。
「最も崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ」
最後にバーナムが送るこの言葉の意味は、作品を見たらきっと分かると思います。
ストレスの多い現代社会で疲れてしまったら、たまには19世紀のニューヨークで魂を揺さぶられるショーを見に行くのも良いかもしれませんね。