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あらすじ・感想
ただ、ただ身近に迫る恐怖。新感覚ホラー作品となります。
内容はいたってシンプルです。ただ「ソレ」がゆっくり歩いてきて捕まれば殺される、それだけてす。
あらすじは、19歳のジェイは男と一夜を共にしますが、その後男が豹変。下着姿のまま車いすに縛り付けられたジェイは男から「ソレ」の説明をされます。
「ソレ」に殺されてくなければ誰かと体をつなげてうつせ、ジェイが死ねばまた「ソレ」は男の所に来ると言います。そしてもっとも厄介なのが「ソレ」は他の人には見えないという事。ジェイは「ソレ」から逃げつつ、仲間たちと「ソレ」に立ち向かう事を決意するのです。
見終わってからの感想ですが、終始ハラハラします。まず、「ソレ」が誰だかわからない恐怖。走らずに、ただひたすらに歩いて来る恐怖はおちおち寝てもいられません。家の中に居れば安全という事もなく、「ソレ」はどんな手段をもってしてもジェイに近づいてきます。また、姿が度々かわるので道行く人に恐怖したりもします。
ですが、この映画単なるホラー映画ではなく(青春ホラー)であり、性に、恋に、人生に悩む大人に成りきれていない少年、少女の物語になっております。
従って、捉え方は様々で、ラストは賛否がわかれる終わり方になっています。